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    ≪ BOOKS ≫

    「オレが執拗に旅行文学ばかり書くのは、ひとりでも多くの人に旅立って欲しいからだ。

    もちろん旅に危険はつきものだ。自分が危機に立たされたとき、誰もが本来もっている命の力がよみがえる。

    そこではじめて自分の足で大地に立つことができる。自分を成長させてくれるのは試練しかない。
    自分の書いた文章が本になるのは、何度やっても格別の喜びだ。
    とくにずっと美術をやってきたオレは、本に『オブジェとしての実感』を求めてしまう。

    原稿という二次元世界は、どういう作品を創ろうかという発想段階ていどのものだ。

    本という三次元に移行してはじめて作品が完成したという現実感が湧いてくる」 by AKIRA

     

     

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    いくら自分の人生とはいえ、その壮絶さにめまいがしそうだ。
    人間の闇に自ら降りていき、孤独、狂気、自己否定、死への願望、暴力、醜さ、理不尽さ、愚かさ、自己矛盾、家族や人間関係、性、悪への誘惑などの獰猛なモンスターたちと、絵筆という剣だけで、たったひとり戦っている。
    それは風車にやりで突っ込んでいくドン キホーテのように滑稽であり、下水管を走るドブネズミのように悲しく、嘲笑と無力に苛まれ、むきだしで傷だらけのハートがそのまま作品として氷結している。
    長い戦いの末、暗闇のどん底から浮かび上がってきたものは、人間存在の根源、「愛」だった。

    それはコンビニで流れるラブソングの「愛」とは似ても似つかない、血だらけで傷だらけで、息絶え絶えでボロボロで、それでも命に対して遺言のように「YES」を言いつづける孤高の「愛」だ。
    この画集は、あなたに命の力を吹き込む。
    あなたを常識の呪縛から解放する。

    あなたがないがしろにしてきた本来の自分と向き合わせる。

    あなたが隠蔽してきた悪を受容させ、あなたの弱さや愚かさを肯定させる。

    善と悪、清と濁、聖と俗、天国と地獄、世界そのものをカオスのまま完全肯定させる。

    AKIRA

     

    300点のAKIRAアート作品を収録。23歳から33歳までのAKIRAの青春時代がぎゅっと詰まった一冊。本自体がはちきれそうな生命エネルギーに満ち、あなたの部屋の振動数を変えてゆく。本から発散されるエネルギーが「あなたはすばらしい」、「あなたの人生は完璧だ」、「あなたの好きなことをやっていい」、「あなたがあなたを幸せにしていい」と心のブレーキをはずしてくれるだろう。

     

    2019年8月19日発売 164ページ / 2,500円

     

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  • Wisdom of AKIRA / Photo & Edit by Shino Tanaka

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    これは世界一美しい遺書である。

    生の瞬間はもう永遠にもどらない。
    それをあたかも天才スリ師のごとく たなかしのは盗み撮る。
    さらに葬り去られた言葉の墓地を掘り返し、

    15年分の膨大な日記から財宝のような言葉を盗掘する。
    この遺書は生を切っ先まで生き切るための秘伝書でもある。
    オレから秘伝を伝授された君は、

    その生きざまを通して多くの人に生きる喜びを伝えるメッセンジャーとなるだろう。

    AKIRA

     

    2001年からのAKIRA日記【天の邪鬼主義】、

    2005年以降の AKIRA Blog【New天の邪鬼日記】の15年間の記録より

    たなかしのが独自に抜粋した108の名言と、

    今を生きるAKIRAの “たった今この瞬間” をたなかしのが切り取った100を超える写真。

    名言×写真を融合させた新しいカタチの写真集。

    2016年4月1日発売 130ページ / 2,500円

     

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    幻冬舎文庫 より 700円

    2013年8月1日発売

     

    五年間にわたるアメリカ大陸放浪を凝縮させたロードノベル。

    黒人、インディアン、ホームレス、娼婦、

    エイズ患者、麻薬中毒者、

    ギャンブラー、アーティスト、
    社会の底辺に暮らす人々との出会いから 、

    誰も描きえなかったアメリカの深層部が見えてくる。

    NHK日本の百冊にも選ばれたAKIRA伝説の一冊。

     

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    晶文社より 1,600円

    2012年8月3日発売

    80年代を放浪に明け暮れ、

    5年にわたりアメリカのどん底を旅したAKIRAの描くニューヨークは、

    バイオレンスとエロスの交錯するディープなアンダーワールド。

    そんな世界で花開く友情と再生と愛の物語。

     

     

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    めるまーくより 1,800円

    2007年9月発売

    笑い、泣き、怒り、悲嘆し、放心する……の連続で、

    一行一行まったく飽きさせない筆力に唖然。

    無数にあるアジア旅行記の中でも、

    これほど「人間」の洞察が鋭いものにはなかなか出会えない。

    所にはさまれるスケッチも心を突きまくる。(「SWICH」書評より)

    生の意味を、死の意味を、母の死を越え見つめていく、AKIRA渾身の一冊。

     

     

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    めるまーくより 1,700円

    2012年11月5日発売

    突然の父の死。

     父の暴力によって幼少から植えつけられた恨み、トラウマ。

    死んだ父親さえ憎みつづける自分が、どうしようもない無能者に思えた。

    しかし死者をあの世から連れもどせるわけはない。

     ……まてよ。ひとつだけ方法がある。

     

     

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  •  そのほかの書籍

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    【絶版本】 講談社より 2001年12月発売

    騙されても、殺されても、探したかったもうひとつの世界へ。
    究極の幻覚をもたらす植物を求め、アマゾン奥地へ。殺人蚊におびえ、インチキシャーマンに偽物をつかまされた末に出会った「脈絡なくフラッシュする極彩色のヴィジョン」とは。――書下ろし南米紀行。

    もし君が自分を見失い、生きていることに疑問を持ったら、安直な新興宗教にはまったり、他人に対して刃を振り上げるまえに、アマゾンに来ればいい。アヤワスカは、いつでも誰に対してでも開かれている。

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    【絶版本】 青山出版社より 2001年8月発売

     主人公レラは、10歳で、突然母に先立たれてしまう。唯一の味方の死に打ちのめされるレラを、離れ離れに暮らしていた父のカンナと祖母のチュプが引き取りにきて、人間の大地アイヌモシリに連れていく。

       カンナやチュプは、アイヌ民族だ。彼らはアイヌであることに誇りを持って生きている。東京育ちのレラには、見るもの聞くものすべてが、戸惑いと驚きの連続だったが、父祖の大地で暮らすうちに、都会生活で失われた生命本来の輝きを、ゆっくりと取り戻していく。しかし、アイヌを取り巻く現実は厳しい。ダム建設をめぐって、村人たちは2つに分かれていた。やがてこの対立が、あまりにも残酷な試練をレラに課すことになる。

       このストーリーを、単なる「スピリチュアル系」と分類してしまったら、本書の魅力が失せる。レラたちが交わす、快活で真情あふれる会話が読み手をほほえませ、アイヌたちの持つ叡智(えいち)を巧みに書き込むことで、アイヌの世界を教えてくれる。

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    【絶版本】 角川書店より 2005年6月25日発売

    ぬけるような青い空に原色の街。タコスにテキーラ。セクシーな女といい男。魅力溢れるメキシコに田口ランディが旅立った。目指したのは伝説のシャーマンがマジックマッシュルームを使ったセレモニーをしているという村・ウアウトラ。そしてネイティヴ・メキシカンたちの息吹が生きる太古の都・オアハカ。「死者の祭り」というお盆真っ最中のメキシコで、田口ランディと一行たちが出合い、見たものは?メキシコは精霊たちが見る夢の大地だった。田口ランディがガイド役のAKIRAと共にメキシコを歩く。そこは聖霊たちの夢の土地だった。

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    【絶版本】 太田出版より 2000年2月発売

    痛っ!人間串刺し、人間バーベキュー、人間唐揚げ。タイ・プーケット島における世界一痛い祭で、21歳のミネコは聖者たちに強姦され、ムチ打たれ、留置所にぶち込まれる。聖と俗、苦痛と快楽、切ないくらいに心と体がずきずきするノンフィクション。タイ・プーケット島における世界一痛い祭りで、21歳のミネコは聖者たちに強姦され、鞭打たれ、帰国後は大麻所持で逮捕される。聖と俗、苦痛と快楽、切ないくらいに心と体がずきずきするノンフィクション。

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    ろばの耳より 350円 2014年9月28日発売

    作家で音楽家のAKIRAさんと、映画「カンタティモール」の監督の広田奈津子さんと、作家山元加津子さんが、舞台の上で三人でおしゃべりをしました。三人とも、旅が大好き。宇宙や自然のことが大好き。人が大好き!!そんな三人のおしゃべりは、楽しくて、ほろっとして、大切なことに気がつく時間でした。

  • ライブに参加すると「COTTON100%」「ケチャップ」「アジアに落ちる」「神の肉テオナナカトル」をサインつきで購入できます。

  • 伝説の自主出版本「子宮外妊娠」

    1995年に限定1000冊で自主出版された。

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    この小説は文学に仕掛けられたテロだ!

    文字絵、試験問題、マンが、しりとり、回文、変換ミス、時刻表、憲法条文、モールス信号、SF、ポルノ、ホラー、死んだ母のデッサン、そして本物のコンドームまで、文学どころか言語そのものまでも破壊していく狂気の書。

     

     

     

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